2017/08/09(水)
あなたの周りの治療家はなぜこの事実を教えてくれなかったのか?
カテゴリー:本谷QOブログ
こんにちは、本谷です!
本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございます!
今回は皆さん、初めて聞く内容だと思います。
私たちの生活動作は、寝返り・起き上がり・座位・立ち上がり・立位・歩行とこれらをまとめて基本動作や起居動作といいます。
その中でも今回は立ち上がり動作についてです。
皆さん、整骨院や接骨院・整体院などで立ち上がる動作の指導をされた事があるでしょうか。
病院などのリハビリを受けた事のある人は指導を受けた事があるかもしれません。
「ゆっくり太ももの前の筋肉を使って立ちあがって下さい!」
「筋トレの為に普段からゆっくり立ち上がって下さい!」
「ゆっくり立ち上がる練習を1日 朝・昼・夜で10回ずつ行ってください!」
みたいな事を言われたことはありますか?
私は病院勤務時代、周りのスタッフがいうのをよく聞いていました。
これは実をいうと間違いです。
普段から、とても簡単に、立ち上がる動作が全く苦にならない方で、足の筋力をつけたいならいいかもしれません。
痛みなどの問題がなく、身体が整っている方ならいいかもしれません。
しかし、治療院や病院に来られる方は、違います。
身体が崩れています。
がたがたです。
そんな人にゆっくり立ち上がりをさせると、逆効果になってしまうのです。
そもそも思い返してみると、普段私たちはゆっくりと立ち上がるように今まで言われてきたり、周りの人がそうしているか。
と聞かれると、全くそんなことはありません。
サッと立ち上がっています。
身体が整っている、痛みなどの症状が無い人がそのような動き方で動いているのです。
ということは、身体が整う方向に and 痛みがない身体の方向に近づくには、その人たちと同じ動きをしていかないといけません。
正直、ゆっくり立ち上がる方法を永遠とやっていても、サッと立ち上がれるようにはなりません。
ゆっくり歩く練習をずっとやっていたら、速く走れるようになるかと聞かれているようなものです。
ゆっくり立ち上がるのとサッと立ち上がるのは、筋肉の使う種類や使い方(収縮の仕方)が全く違います。
そんな事言っても、やってみたけどサッとなんか立ち上がれない!
と思う方もいると思うので、次回はサッと立ち上がる簡単な方法を、お伝えしようと思います。
本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございました!
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