2017/07/29(土)
身体を痛みなく、元気に保つ秘密をついに発見?
カテゴリー:本谷QOブログ
こんにちは、本谷です。
本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。
今日は身体でとても大事な機能、腹圧についてです。
腹圧は名前の通り、お腹の圧ですが、どのような時に働いているかご存知でしょうか。
よく病院勤務で聞いていたのは看護師さんが患者様へ排泄時に「お腹に力入れて!」という場面です。
この時の力をいれる対象が腹圧です。
しかし、この腹圧といいのは無意識にも働いており、さらに普段から身体を支える機能にとても大事になってきます。
腹圧というのは、一番上の画像でいうと
上が横隔膜
下が骨盤底筋
前が腹筋(腹横筋)
後ろが背筋(多裂筋)
で囲まれている空間です。
この何ともなさそうな空間が大事になってきます。
スポーツであったり、人が動くときにはよく「体幹が大事!」という風に言われますが、その体幹の大元がこの腹圧です。
腹圧というのは、よく風船で置き換えられます。
お腹に左右二つの風船があり、空気がしっかりパンパンに入っている状態が、腹圧が機能している事になります。
空気がしぼんでいる状態が腹圧が機能していない、という状態になります。
身体の構造を考えると、背中には固い骨でできている脊柱があり、前には柔らかい内臓があります。
そのため、だらんと力を抜くと前に倒れこんでしまう状態の構造になっているのです。
それを防ぐために腹圧というパンパンに空気の入った風船があります。
この腹圧の風船が両方ともしぼんでしまうと、身体は前に倒れてしまいます。
でもそれではいけないので背中の筋肉・腰の筋肉で引っ張り上げ、身体を真っ直ぐ立てようとします。
それが長く続くと、背中の筋肉・腰の筋肉が疲労し、痛みが生じるのです。
また、片方の風船がしぼんだら、一側の身体に負担がかかる状態になります。
このような身体と腹圧の関係があります。腰痛にも関係してきます。
それでは、なぜ腹圧という風船の空気が無くなったりするのか。
逆に風船に空気を入れるにはどのようにしていけば良いのか。
また次回にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
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